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   みことば黙想

〈39〉再びインナーヒーリング(心理学的心の癒し)について

 
「もしあなたがたが、わたしの言葉にとどまるなら、あなた方は本当にわたしの弟子です。そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」ヨハネ8:31,32

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キリスト教に関するQ&Aでエリヤハウスジャパンのインナーヒーリングの反聖書性について論じましたが、内容が不十分でしたので、インナーヒーリング問題という、事の重大さを考え、改めてこの欄で取り上げて、日本のキリスト教界に警鐘を鳴らして注意を喚起したいと思います。

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毒麦のたとえパン種のたとえでこの世や教会にサタンが邪悪なウイルスをひそかに持ち込むことを主イエスが警告なさっていますが、この終わりの時代には、キリスト教会とキリスト者はあらゆる方面からのサタンの攻撃にさらされています。
 ★キリスト教とその教会に対するサタンの攻撃は、その土台である聖書に向けられています。
 ★聖書の解釈の面では、たとえば、創世記第1章は文字通りに解釈したのでは現代人であるわれわれには信じられないから、ビッグバン理論と進化論
(共に立証された真理ではなく空想に基づく仮説にすぎない)を取り入れて解釈すべきだ、聖書は人手を加えて万人に受け入れやすく加工しなければならないとなります。
 ★サタンの攻撃が心の癒しに向けられると、複雑な現代社会に生きる現代人には、聖書だけでは不十分であり、フロイドやユングの心理学理論
(科学的に立証された真理ではない)などをとりいれる必要があるということで、キリスト教と現代心理学とのハイブリッドによる新手法が生まれて来ました。これがインナーヒーリングの真相です。

 ★インナーヒーリングが扱う心の傷は、新約聖書が肉と呼ぶキリスト者の古い人間性に刻まれた傷であって、その肉は主イエスを救い主として信じ受け入れた時点で原理的に死んでしまったものではありますが、しかし、キリスト者がこの世に生きる限りは、半殺しの状態で生きていて、キリスト者にサタン、この世と共に三大敵として日々戦いを挑んできます。
 ★ですから、私たちキリスト者は、日々の祈りの中で、自分の古い人間性であるこの肉をキリストの十字架と共に死んだものであることを確認し、信仰告白して、主の血潮と御言葉と御霊によって日々きよめていただく必要があります。
 ★そういうわけで、すでに死んでしまった自分の中の古い人間性である肉に刻まれた古傷をほじくり出して空想上のニセのイエス様に癒してもらう必要などは毛頭ないのです。
 ★キリスト教インナーヒーリングが、癒しを求める相談者にイメージさせるイエス・キリストは、聖書のイエス・キリストではありません。
 ★なぜなら、聖書が「すでに死んでいる」
(ロマ6:1〜14)と宣言し、「忘れよ」と命じている(ピリピ3:13,14)、墓場の骨のような古傷を癒してもらうために呼ばれて出てくる「キリストのイメージ」なるものは、十戒の第2戒が禁じている罪が生み出したイメージであって、カトリック教会が礼拝の対象としている十字架にかかったキリストの像のようなもので、キリストのイメージをとった偶像です。
 ★また、肉的用事のためにキリストを呼び出すなどという所作はオカルトの世界の手法であって聖書が固く禁止していることです。主イエスのみ名によって祈ることとは全く別のことです。
 ★また、インナーヒリングは、「人は皆神の御前に罪人であり、キリストの十字架と復活の福音を信じる信仰によって救われなければならない」という真理をおろそかにして、「人は皆他者の罪による被害者であって、その被害による傷を癒してあげなくてはならない」という考えの上に立っています。

 ★牧師も一般信徒の皆さんも共にこの危険な反聖書的かつサタン的オカルト的インナーヒーリングから手を引き、一意専心、聖書を学び直してください。
 ★聖書的か否かを判断する基準はあくまでも聖書そのものであって、たとえ信頼する人が「聖書的だ」と言ったからと言って、すぐうのみにせず、ベレヤの教会の人々のように
(使徒17:10,11)、日々聖書を手に取って調べるという姿勢が肝要です。
 ★日々聖書という牧草を反芻(はんすう)している羊であるキリスト者は真の羊飼い主イエス・キリストの声の真偽を聞き分ける力が備わっているからです
(ヨハネ10:1〜5)

 聖書
 
「この書の預言の言葉を聞くすべての人々に対して、私は警告する。もしこれに書き加える者があれば、神はその人に、この書に書かれている災害を加えられる。また、もしこの預言の言葉を取り除く者があれば、神はその人の受くべき分を、この書に書かれているいのちの木と聖なる都から、取り除かれる。」 ヨハネ黙示録22:18,19



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キリスト紀元2012年 7月 9日公開


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