果てしなく下らない物語

ぱふぱふ物語(前回の続き)

今までのあらすじ・・・

ぱふぱふ村を守るエイト君とゼシカ。
そこでゼシカはぱふぱふ村に伝わる秘技「スーパーぱふぱふテクニック」を身につけるのであった。

「スーパーぱふぱふテクニック」の前では、クロノ君もべジータもかなわなかった。そう、ゴクウ以外は・・・
しかし、それは・・・クロノ君はともかく、べジータのプライドを傷つけた。

それから、べジータは「スーパーぱふぱふテクニック」に打ち勝つため、挑戦を続けるのであった。
今日もべジータは、スーパーサイヤ人で、やる気満々のご様子。鼻血止め用のティッシュを持参して、ゼシカに挑む・・・誇り高き戦士べジータであった。


ぱふぱふ村の村長は語る・・・

あれから、ぱふぱふ村では・・・
ワシから見れば、「スーパーぱふぱふテクニック」を受けても、即昇天なさらないべジータ殿は、なかなかの器と思うのじゃが、べジータ殿のプライドはそれでは満たされないようなのじゃ。ゴクウとかいう男を相当意識しているのじゃな。

そんなべジータ殿が、あまりにしつこく挑んでくるので、ゼシカ嬢は手を抜き、ただの「ぱふぱふ技」で、あしらってしまったのじゃ・・・
そしたら案の定、べジータ殿、プライドを傷つけられたらしく怒ってしまわれたのだが・・・なんと、そのべジータ殿の鼻から、すーーーっと、鼻血が流れているではないかーーー

「オレは・・・ただの、ぱふぱふ技にも耐えられないのかーーー」と、それはひどく傷つかれたご様子じゃった。ただの技「ぱふぱふ」でも苦戦してしまった、ということなのじゃな。

「そんなことでスーパーぱふぱふテクニックに打ち勝とうなど、100万年早くってよ」と、追い討ちをかけるように、ゼシカ嬢、あるCMの真似をして、言い放ったのじゃ。そして、ふと、こう気づかれたのじゃ。なにも「スーパーぱふぱふテクニック」を使うまでもなく、ただの「ぱふぱふ」でも十分闘えるのでは・・・と。

そこへ、クロノ殿が現われた。ゼシカ嬢に勝負を挑みにやってきたようじゃ。
ゼシカ嬢はさっそく、クロノ殿に、ただのぱふぱふをしてみた・・・
そしたら、クロノ殿、勢いよく鼻血を出されたようで・・・クロノ殿にも「ただのぱふぱふ技」で十分だったようじゃ。
・・・ちなみに、ま、これから、クロノ殿にも、ティッシュ持参を義務付けることとなったのじゃ。

そう、これから、ぱふぱふ村では、まず、ただの「ぱふぱふ」に打ち勝たないと、「スーパーぱふぱふテクニック」を受けられないこととなったのじゃ。
上を目指すべジータ殿の道は険しいようじゃ。ちなみにクロノ殿は、ただの「ぱふぱふ」でも、ご満足であったようじゃ。


それから・・・

ゼシカ嬢があまり「スーパーぱふぱふテクニック」を使わなくなり、いつの間にか、「スーパーぱふぱふテクニック」は、伝説の技として、人々の間で語られるようになったようじゃ。

しかし、われわれは「スーパーぱふぱふテクニック」のさらに上を目指すことにしたのじゃ。実は、あのゴクウという男が現れ、われわれの奥義「スーパーぱふぱふテクニック」が、まるで効かなかったことに、さっそく村会議が行われたのじゃ。そこで「ぱふぱふプロジェクト」として、われわれは「スーパーぱふぱふテクニック2」を開発することになったのじゃ。これは、秘技のなかの秘技となるじゃろう・・・まだ開発の途中じゃがな・・・選ばれしスライムたちが、今、日々、研究に励んでいるところじゃ。


さて・・・
あれからも、べジータ殿は、挑戦を続けているようじゃ。もちろん、ただの「ぱふぱふ技」レベルでの挑戦のようじゃ。

ところが、ある日、ククール殿が現われたのじゃ。
なんとククール殿、「ぱふぱふ」を受けても、涼しいお顔をなされていた・・・ただの「ぱふぱふ技」がきかず、ゼシカ嬢はついに奥義「スーパーぱふぱふテクニック」を使わざるをえなかったのじゃ。

さすがのククール殿も「スーパーぱふぱふテクニック」を受けて、つつつーっと鼻血が流れたご様子であった。それでも、相変わらず、涼しいお顔で、鼻血を拭かれておった。ククール殿もなかなかの器のようじゃな・・・ただ、鼻血の量は少ないといえど、いちおう、ククール殿も、次回よりティッシュをご持参していただくこととなったようじゃ。

ま、ゼシカ嬢が、勝ったようなのじゃが・・・それを見たべジータ殿、ゴクウ殿のほかにも自分より上の男がいたということで、かなり傷つかれたご様子じゃった。
「オレはまだ、ただのぱふぱふ技だというのに・・・こいつは、もうスーパーぱふぱふテクニックレベルなのかーーー」と、叫んでおられた。

が、べジータ殿、あきらめる様子はなく、さらに熱が入り、あれからも、しつこく挑戦をなさっているようじゃ。
われわれも、べジータ殿のしつこさに、うんざりもしていたのじゃが、べジータ殿の、あの上昇志向は見上げたものじゃ。
それに比べ、クロノ殿とククール殿は満足されてしまい、上昇志向はあまり見受けられないようじゃな。

・・・・ぱふぱふ村・村長(談)


ところで・・・

べジータはともかく、みんなが「ぱふぱふ」を楽しんでいるのに・・・エイト君、指をくわえて見ているだけのポジション・・・結局、貧乏くじ、かもしれない・・・ぱふぱふ村を守るため、正義のために立ち上がったのに・・・
そんなエイト君に「ぱふぱふ」をしてくれるスライムたち、感謝をこめて「ぱふぱふ」をしてくれる・・・でも・・・「なんか、これは、ちょっと違うんじゃないか」と思うエイト君であった。





・・・そして、伝説へ・・・「ぱふぱふ伝説」

さて、ところ変わって・・・アリアハン村では、勇者アベルとティアラが暮らしていた。もちろん、スライムのチチとカカも一緒である。
アベル君は、「伝説の勇者」として、アリアハンでも、ちょっとした有名人であった。でも、そんなことに関係なく、アベル君は変わりなくマジメであった。
そんなところへ「伝説のスーパーぱふぱふテクニック」のウワサを聞いてしまったのだ。

「伝説・・・」という言葉に弱いアベル君。
いったい、どんな伝説なんだ?オイラ、気になる・・・

チチとカカも、気になる様子であった。どうも「ぱふぱふ」という言葉に敏感に反応するようなのである。
どうやら、スライムのふるさと「伝説のぱふぱふ村」があるらしい。ますます、興味がそそられるアベル君であった。

「オイラ、ぱふぱふ村へ行く」
伝説の勇者アベルは、伝説なる「スーパーぱふぱふテクニック・・・」とやらを目指して旅立った。ちなみにティアラとカカはお留守番である。

さて、やっとの思いで、ぱふぱふ村についたアベル君。一緒についてきたスライムのチチも興奮している。
と、なんだか、ただならぬ、ものすごい気を感じる。「ここに伝説が・・?」

そして・・・すごいものを見てしまうのであった。

今日もべジータがゼシカに挑戦をし、鼻血をたらしていた。ティッシュの鼻栓は、勢いで、どこかにふっとんでいた。

「あの、伝説のスーパーぱふぱふ・・・って、このことだったのかー・・・」と、その光景に、アベル君、すでに逃げ腰。「オイラ、こういうの苦手だ・・・」

そこへゼシカが立ちふさがる。「今のは、ただのぱふぱふ技よ、誤解してもらっちゃ困るわ」

というわけで、ぱふぱふ奥義の名にかけて、誤解されたまま、このまま帰すわけにはいかない・・・
「これが、伝説のスーパーぱふぱふテクニックよ」と、アベル君、やられてしまうのであった。

「これが・・・伝説の・・・」と昇天なさるアベル君であった。




そのあと・・・

トラウマになったらしいアベル君、スライムのチチやカカを見ただけで、ぱふぱふ村を思い出し、「伝説」という言葉を聞くだけで、鼻血をたらしてしまうのであった。
もうティッシュが手放せないアベル君・・・いつもティッシュを持ち歩かねばならない体になってしまうのであった。

伝説の勇者アベルを、ここまでにした「伝説のスーパーぱふぱふテクニック」は、「ものすごい・・・超伝説」として人々の間で語られるようになるのであった。

スーパーぱふぱふテクニック・・・

そして、伝説へ・・・



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