アナザー・クロノトリガー物語

ドラクエ・クロノページへ



「クロノとプチラヴォス物語」


もしも、クロノ君がプチラヴォスを飼っていたら・・・というわけでクロノ君とプチラヴォスの物語を綴ってみよう♪(記念イラスト集「ラヴォスの飼い方」参照)

ラヴォスの餌はDNA。DNAがあればいいのである。が、やはりラヴォスとしては餌にこだわりをもつことであろう。
クロノ君としても、ちゃんとDNA入りの餌を与えているつもりでも、ラヴォスは新しいDNAが欲しいのだ。いつもクロノ君の毛では嫌なのである。

それでも、クロノ君の毛のDNAのおかげでラヴォスの体の毛もツンツンツン♪とますます元気が良い今日この頃である。

いや、クロノ君としても、いつも自分のものでは何なので、ジナ母さんやルッカの抜けた髪の毛なども、与えてやったりしているのだ。もちろん、ほかの動物を獲ってきたり、植物を採ってきたり、できる限りのことはしているのである。

ラヴォスのために、床に落ちている毛とか拾って、密かに集めていたりもしている。誰かが見ていたらヘンタイに思われるだろう。そんな危険を冒してでも、ラヴォスのためを思えばこそである。

それでも、この前、あまりにラヴォスが聞き分けがなかったので、ついにシャイニングで、お仕置きをしてしまった。

さてさて、そんなクロノ君とラヴォスであるが・・・
ある日、マールがお忍びで遊びに来た。
ラヴォスはさっそくにマールのDNAが欲しい、とクロノ君におねだりしてみた。

「・・・・・・」
なんとなく、なんとなく・・・マールのDNAがラヴォスに取り込まれるのがイヤなクロノ君であった。別にこれといった理由はないのだが・・・なんとなく、なんとなくだ。

でも、ラヴォスもかわいい・・・この前、シャイニングでお仕置きをし、ちょっとやりすぎたかな、ラヴォスにかわいそうなことをした・・・と思っているクロノ君である。
ラヴォスのおねだりに応えてやりたい、マールの髪の毛一本くらい、ラヴォスに与えてもいいではないか・・・
でも・・・

大いに悩むクロノ君であった。

が、髪の毛なんて、けっこう知らぬ間に抜け落ちてしまうもの・・・

注意してみてみると、マールの金髪が一本、床に落ちているではないか♪
ラヴォスは、さっそく、そこへ近づいた。
が、それをクロノ君が見逃すはずはなかった。

ラヴォスが向かう先には、一本の金髪。
思わず、クロノ君、刀に手をやり、みだれぎり・・・をラヴォスにぶちかましてしまった。(ところで、クロノは肌身離さずいつも刀を持ち歩いているのか・・・うむ、たぶん、そうなのだろう)

ラヴォスは戦闘不能に陥り、気絶してしまった。

「また、かわいそうなことをしてしまった・・・」と思ったが、やはり、これだけはなんとなく譲れなかったクロノ君であった。

しかし、ラヴォスは分かってくれるだろうか?なぜ、マールだけダメなのか?いや、理屈では説明できないのだ。
そこでルッカに相談してみることにした。

「じゃあ、もしもマールと結婚したら、あんた、どうすんの?」
「・・・結婚・・・」

もちろん、ラヴォスも一緒に生活することになる。ラヴォスをジナ母さんに押し付け、ラヴォスと離れるなんて考えられない。
でもマールと結婚したら、それこそ、マールの髪の毛なんぞ、いつの間にか床に落ちているなんてしょっちゅうだろう。それをラヴォスが取り込んでしまうのは・・・あれ?許せるかも・・・
今は許せないが、マールと結婚した後なら許せるかも・・・それは仕方ないと思えるかも・・・

人間の気持ちとは不思議なものである。

そこで、ラヴォスには、マールと結婚するまで待っていてほしいとお願いすることにした。
ラヴォスとしても、クロノのシャイニングやみだれぎりを食らうよりは、待つことにしたほうが得である。
クロノ君がマールと結婚するまで、しばし時間がかかるかもしれないが、寿命の恐ろしく長いラヴォスにとっては、それは一瞬のことである。
クロノ君としても、これで踏ん切りがついたというか、ラヴォスのためにも、マールとの結婚を真剣に考えようと思うのであった。

ラヴォスは、クロノとマールのキューピッドになったのであった。
めでたし、めでたし。




そこで・・・さらに、壮大な?「クロノとラヴォス物語」を語ってみよう

これはクロノトリガーのパラレルワールド・・・この世界では親ラヴォスは宇宙で産気づき、クロノの星に到着した頃、死んでしまい、赤ちゃんプチプチラヴォスが残され、そこをクロノに拾われるのであった。

プチラヴォスは、とりあえず何でも口にするらしいことが分かり、そんなクロノ家では、このごろ生ゴミの量がうんと減った。ジナ母さんも大喜びである。
そう、生ゴミでもラヴォスが取り込んでくれるからである。DNAのあるものなら何でも取り込んでしまうラヴォスであった。

DNAこそラヴォスの餌だと分かり、そこで、クロノ君としても、かわいいラヴォスの餌に「生ゴミ」ではあんまりなので、自分の毛も添えるのである。
いわば、スパイスとして・・・ふりかけとして・・・もちろん、自分のDNAにも自信をもっていたであろう。
そう、これは、あくまでも「ラヴォスのためを思えばこそ」である。どうしても足りない時は「すね毛」も剃ったこともある。
が、ラヴォスにとってみれば、いい加減、クロノ君の毛には飽きてきたのである。

そこで、ある日、クロノ君の毛だけ残したことがあった。

クロノ君は大ショックである。「オレのDNAは、生ゴミより劣るのか・・・」

あまりのクロノの凹みように、ラヴォスは仕方なく、クロノ君の毛も取り込んだのである。

そう、クロノとラヴォスは仲良しなのである。

やがて、ラヴォスは、クロノ君の遺伝子をたくさん取り込み、体の毛はよりツンツンに、そして、だんだん赤くなっていくかもしれない。

それから・・・
寿命の長いラヴォスは、クロノの子孫へと受け継がれる。




ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ラヴォスの体の毛は、いまや赤い炎のよう・・・
そして、長寿のラヴォスは人々から「火」とか「大きい炎」と呼ばれ、崇められるようになるのであった。

そのラヴォスのお世話をしている子孫クロノ。
ラヴォスはクロノ家代々伝わる「守り神」なのだ。

世界の平和が乱されたとき、子孫クロノは立ち上がる。
そして召喚魔法のようなものを使うのだ。もちろん、召喚されるのは、ラヴォスである。
これは、もう鬼に金棒である。

やがて「ラヴォス=炎」を手にする者は世界を手に入れられる・・・と人々の間で囁かれるようになり・・・「伝説の宝」として、言い伝えられるようになった。
そうなれば当然「伝説の宝=ラヴォス」を狙う悪がでてくるであろう。
悪は、子孫クロノの前に現れるのであった・・・そして、ちょっと油断した隙に召喚したラヴォスを横取りされてしまった。(ちなみに・・・ラヴォスを横取りできるくらい力を持った悪の組織ということになるが・・・きっとラヴォスを眠らせたのであろう。ただでさえ、土の中で延々と眠っているのが好きなラヴォスである)

だが、ラヴォスはクロノの言うことしか聞かないのだ。
そこで、ラヴォスにいろいろと実験が行われようとしていた。
クローンを作り出し、まッさらな状態のラヴォスならば、調教し操ることが出来るであろう。

ラヴォスをむやみに人の手に渡らせてはいけない。これは、ラヴォスの力を知り尽くしているクロノ家に代々伝わる家訓・掟でもあった。

そして・・・ラヴォスを探し取り返す旅に出る子孫クロノと妹の子孫マール、友人の「生物学専門科学者」の子孫ルッカであった。

悪の科学組織「炎=ラヴォス研究所」・・・そこにラヴォスは眠らされ、遺伝子の解析が進んでいた。クローンを作り出す実験も行われていた。
が、もとは、ラヴォスはこの星のものではない宇宙生命体である、そう簡単に解析が出来たり、クローンが出来たりはしないのだ。

それら解析や実験が成功する前に、ラヴォスを救い出し、データをすべて破棄させ、処分しなければならない。

クロノたちの移動手段は、ルッカ家に代々伝わる「シルバード」だ。
先祖ルッカが時間研究にはまり「タイムマシン」を作ったが、その機能は封印され、これも「人の手に渡らせてはいけない。その使用が許されるのは世界が危機に晒された時のみ」というルッカ家に代々伝わる家訓・掟があったのだった。

シルバードも、人目につかない、しかも罠だらけの、どこかの場所に封印してあるのである。が、子孫ルッカがいれば大丈夫であろう。罠は子孫ルッカにしか解除できないのである。
そして、シルバードは、先祖ルッカが作ったロボに守られていた。

シルバードを手に入れ、そして、いろんな町で様々な情報を手に入れ、ラヴォス研究所に一歩一歩近づいていくクロノたちであった。

途中、子孫グレンも仲間になってくれるかもしれぬ。
子孫エイラは・・・まあ、エイラの子孫って、たくさん、いそうだが、エイラのDNAを濃く受けつぎ、エイラの似た子孫がいるかもしれぬ。

もちろん、悪の組織ラヴォス研究所側も、クロノたちの動向を探り、いろいろと邪魔をし、研究所に近づけないように、始末するようにと、刺客を送り込むのである。敵は、悪しき科学によって、遺伝子操作され、生まれた化け物、怪獣である。
科学をこんなことに使うなんて・・・と、怒りのルッカである。ラヴォスのことが心配なクロノとマールも怒り心頭であろう。

そして、これら化け物は、ラヴォスの能力の一部分をもっていたりした。ラヴォスの研究が進んでいる証拠だ。
旅が進みにつれ、ラヴォスの能力を濃く引き継いだ敵がでてくるようになり、強くなっていく。

それらを倒し(戦闘不能にし)、やがて研究所にたどり着くクロノたち。

研究所のラスボスは・・・クローンラヴォスであった。
が、クローンであろうが、やはりラヴォスと本気で闘うことができないクロノである。
いつもは頼りになるクロノが使い物にならず、苦戦する仲間たちだが、クローンラヴォスは、まだ成長しきれていなかったのと、まだまだ未完成なところがあったので、なんとか倒すことができた。

クローンラヴォスを倒し、研究所の科学者たちを取り押さえ、データを破棄させ、消去させ、すべて破壊し、あとは本物のラヴォスを取り戻すだけ・・・

そして眠らされた本物のラヴォスを見つけ、まずは眠りから覚まさせてやった・・・が目を覚ましたのは、いろいろと実験され、いじられて、狂ってしまった巨大化したラヴォスであった。
世界を破壊しかねない力をもつラヴォス・・・もうクロノの言うことも聞かない狂った凶暴化したラヴォスが、そこにいた。

これが、本当のラスボスである。
仲間が次々戦闘不能になり、クロノとラヴォスの一騎打ちにならざるを得なかった。

クロノは、自らの手で涙ながらにラヴォスを倒したのであった。






ーーーーーーーーーーーー

ラヴォスとクローンラヴォスの息はまだあり、ルッカの手によって、一命をとりとめ、眠らされることとなった。しかし、狂った凶暴化したラヴォスを治すのは、この時代の科学ではできそうになかった。

ルッカはシルバードの最後の封印「時間移動機能」を解くことになる。
クロノは、シルバードを使って、未来へ行く。未来なら、科学がもっともっと進んでいる。狂ったラヴォスを治す旅にでるのだ。
ルッカは先祖代々から伝わる掟を破ることとなるが、譲れないものもあるのだ。
世界が危機に晒された時にしか使ってはいけないタイムマシン・シルバード・・・眠らせているとはいえ狂ったラヴォスは危険である。治すよりも殺すほうが手っ取り早いけれど、そういう道こそ、世界の危機につながるのでは、と考えるのであった。

巨大化したラヴォスをシルバードに乗せられないので、未来からラヴォスを治せる科学者を連れてくるしかない。きっと、未来には、更なる子孫ルッカがいて、ラヴォスを治してくれるかもしれない・・・あるいは、今のルッカが未来の科学を仕入れ、未来の科学を現在にもちこんで治すこともできるかもしれない。


が、未来のルッカは、シルバードにのって、時代をさかのぼることを拒否するのである。
むやみに時間を移動してはいけない。過去の時代に今の科学を持ち込むことはできない、と。
ラヴォスを治すことは、この時代に託すべきだと諭すのであった。それまでラヴォスを眠らせておくのだ。

自分たちの思いを子孫に伝え、ラヴォスを見守ってもらうのである。
今、ラヴォスは眠ったまま・・・もう自分が生きている間には、目覚めたラヴォスを見ることはないのだろう。でも未来では、きっと子孫たちの手によってラヴォスは元気に目覚めると、クロノは信じることにした。
遥かなる時の彼方の未来へ、自分たちの思いを託すことにしたのであった。

「ラヴォス物語」追記のページへ