サイバッチ!
史上最悪のゴシップマガジン【サイバッチ!】
CWN33人の正体を暴く

  1. 【サイバッチ!】独占スクープ!!サイバーエンジェルス特集号[05/01/99]
  2. 【サイバッチ!】インターネット史上最悪のゴシップマガジン00028号[05/03/99]
  3. 【サイバッチ!】緊急速報[05/04/99]河上イチローCWN関連ページ突然の消滅
  4. 【サイバッチ!】インターネット史上最悪のゴシップマガジン00029号[05/05/99]
  5. 【サイバッチ!】インターネット史上最悪のゴシップマガジン00030号[05/07/99]

Date:Sat, 01 May 1999 09:04:23 +0900

●OH! CYBER PAPARAZZI●=========================
【サイバッチ!】独占スクープ!!サイバーエンジェルス特集号[05/01/99]


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「俺たちは"警察の犬"じゃない!!!」

そのとき、告白者Xは絞り出すような声で語った。

ついに捕まえた"サイバーエンジェルス"現役メンバー。匿名の陰に隠れた彼らの素顔を暴き出す。地を這うような取材で追いつめた"33人のユダ"たち。所沢ダイオキシン葉っぱ物事件に続く、本誌社会派スクープ第2弾。魂の独占告白を聞け!!!

ホームページで警察庁生活総務課作成最高機密文書を近日公開。インターネットの国家最高機密を白日の元に曝す!!!!

 


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CWNメンバー独占告白
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厚いベールに閉ざされたサイバー・ウォッチ・ネットワーク(CWN)の全容が、河上イチロー&【サイバッチ!】特別取材チームの調査で明らかになった。

CWNは"ボランティア団体"を自称する。98年夏、日本ガーディアン・エンジェルスの小田啓二代表が、警視庁に「警察と協力し、インターネット監視活動をしたい」と持ちかけ、2月16日に発足した。メンバーは都内在住の33人。ネットワークを巡回し、猥褻画像や児童ポルノ、薬物売買などを見つけ出しては警察に通報する、という。

宅配毒物事件、激裏情報逮捕、クロロフォルム強姦事件、社会を震撼させるようなネット犯罪が続いただけにCWN発足はタイムリー。たしかに、ネットに何らかの規制をかけるべき時がやってきたのかもしれない。

しかし、ふたを開けてみると惨澹たる評判。"赤い蛆虫"、"警察の犬"、"チクリ屋"......、たちまちのうちに、反CWNを主張するサイトが誕生し、気勢をあげた。

彼らCWNは本当にネット界の"ユダ"なのか?

【サイバッチ!】がネット上でのこうした動きに注目し始めた、ちょうどそのとき、河上イチローから連絡が入った。

「CWNの内部文書とメンバー33人のリストを入手した」と。

そして、我々の共同取材が始る。文書の内容を詳細に渡って分析。リストに掲載された名前をひとつひとつ検索。単純作業の繰り返し、目眩がするほどウエッブを駆け巡った。

不動産コンサルタント、サイクルショップ経営、フリーカメラマン、警備会社社員.....。2週間をかけた調査の結果、"ユダ"たちの個人情報が次々と炙り出されていった。さらには、つてを辿り、外堀を埋め、メンバーのひとりとコンタクトを取ることにも成功。粘り強い交渉の末、独占告白掲載にいたった。以下は、CWNを"裏切った男"、告白者Xに対する河上イチロー&【サイバッチ!】編集部のインタビューである。

○アンチ・サイバー・ウオッチ・ネットワーク!byサイバーハカイダー 河上イチロー
http://members.xoom.com/angriff/cyberangels/
○Cybazzi(関連情報を次々に更新)
http://member.nifty.ne.jp/~cybazzi/bbs.html

 


●告白者Xよ....、なぜ、キミは"警察の犬"になったのか?

(河上)なぜ、「サイバー・ウォッチ・ネットワーク」(CWN)に入ったか?、その経緯から聞かせていただけますか?

(告X)98年の夏のことですが、誰かが私のメールアドレスを使ってメールをばらまいたんです。女の子の名前で「寂しいからメールちょうだい」という内容。ご丁寧にも裏本スキャンした画像も付けてです。こんなのを700通も。しかも、2回やられた。2回目は私のペンネームをもじった女の名前を使っていました。で、これはお灸を据えなければと思い警察に相談したんです。

(河上)それで、怒りに燃えて"警察の犬"になった、と。

(告X)いいえ、そういうのは全然ないんです。結局、警察は何もしてくれませんでしたし....。何もわかっていないです、警察は。逆に「別な部署に少しコンピューターに詳しい人間がいてこういう話(CWNの設立)があるんだけど、はっきりしたら連絡します」といわれた。で、98年の秋ごろ、そのとき会った警察の人が書類を持って自宅にやってきました。書類には概要が書かれているんだけど、さっぱり解らない。まだ、この時点では何も決まっていなかったんでしょうね。

(河上)それは去年の秋の話で、今年1月になるまで連絡がなかった?

(告X)むこうで本格化してなかったんだろうと思います。警視庁(注1)生活安全部からそれぞれの警察署にこういうこと(CWN)がやりたいから1人か2人推薦しろと連絡があったらしいんです。で、担当することになったひとも誰がどうしていいかわからなくて、さしたる基準もなく、知り合いでコンピュータ使ってる人とか、被害で訴えた人とかを選んだみたいです。

(注1)警視庁とは「東京都警察」の正式名称。警察庁は全国の都道府県警察を統括する上部の組織。警視庁・警察庁関連の資料は以下URLを参照のこと。組織図などが掲載されている。
<http://ac3.aimcom.co.jp/~mascomix/police/>

(河上)被害届はどこに出したんですか?

(告X)相談に行ったのは小金井署です。でも、結局、被害届けは出しませんでした。「裏本の画像を送りつけてるから、猥褻罪か何かでなんとかならないか」と警察に提案したんですが、むこうはパソコンをいじったことがないわけだから.....。話がまったく通じない。それに、プリペイドカード型のインターネット接続を使っていて相手が特定できないんです。プロバイダまでは特定できました。メールボックスを塞いでない(注2)のが不思議でしたね。

(注2)プロバイダーがしっかりセキュリティしてないと、外部の人間がメールサーバーを使えてしまう。そういうメールサーバーは、SPAMとかいやがらせ匿名メールとかによく利用されてしまう。「メールボックスをふさぐ」というのは、外部の人間がメールサーバーを使えないように設定しておくこと。それをやっていないプロバイダーというのは、ずいぶんルーズだ。

(河上)どれくらい辛い思いをしました?電話番号は入れられました?

(告X)公開してませんでしたし、そこまで調べる根性はなかったんだと思います。単なる愉快犯だと思います。だいたい、私の名前を騙ったメールを私自身にも送りつけてくるような間抜けなこともしているんですよ。メールを見て、返事をよこした人には「私も名前を使われた被害者ですよ」と返信しているんですが全然信用してくれない。はじめに届いたいたずらメールの方を信じちゃって。

(河上)メールボックスにはどのくらい返事がきましたか?

(告X)100通くらいですね。ターゲットになったのは、まぐまぐの出合い系メルマガでメールアドレスを公開していた人たちです。それをリスト化して、私の名前で送り付けたみたいです。

(河上)けっこう、ショックな出来事でしたか?

(告X)最初はショックでしたよ。「悪戯しやがってバカヤロー」。みたいな返事も来ましたし。

 


●警察からの勧誘、告発者Xはこうして"犬"になった.....。

(河上)そのとき、インターネットの悪意みたいなものを感じて、何とかしてやろうというような正義感に目覚めた?

(告X)最初はありました。だから、警察に駆け込んだわけですから。

(河上)それはXさん個人としての怒りですか? それとも、ネットを浄化しなきゃいけないみたいな正義感?

(告X)ええ、そういう正義感は最初から最後までぜんぜんありません。

(サイ)じゃあ、メンバーになったのは偶然と考えるのが一番自然ですね。警察も陰謀みたいなものは考えてなかった、と。

(告X)ええ、所轄ではワープロを使うのが精々で、パソコンをいじってる人って内部でも変な目で見られていると思うんですよ。

(河上)現時点で、警察でパソコンが解る人が稀少価値らしい。スキルを伸ばしているのは地方の警察官だという。私のところに、九州方面と大阪府警にかなりデキる警官がいるという噂が入ってきた。そういう人たちは、IRCあたりで違法な取り引きを見つけたりすると、リアルタイムで辿れるくらいのスキルがあるそうです。

(サイ)それは個人的に能力のある人材がたまたまそこにいるっていうだけしょ。

(河上)そうそう。それも、たまたま。その県警が組織としてネット犯罪に強いというわけではない。

(告X)メンバーの選択も警察の担当者がたまたまインターネット使える人を紹介した、それだけの話で、私に是非やらせてくれって頼んだわけではないし、有害なものをけしからんと全部駆逐する意気込みでやっているわけではないです。テレビのニュースや新聞でも報じられたでしょ、2月16日のCWN発足式。その30分前にCWN関係者を集めてミーティングが開かれたんですが、このとき、初めて内容を知らされたわけです。

(河上)事前にメールの交換とかは?

(告X)年明けにお知らせが届いただけ。警察の人が直接持ってきました。

(河上)実をいうと、我々はCWNのメンバーリストを入手しているんですよ。Xさん以外のメンバーについても全員把握している。で、そのリストによると、Xさんと同じく小金井署から推薦されたKさんという方がいます。Kさんとも面識はなかったんですか?

(告X)まったくないです。Kさんは私を直接担当している警察官ではなく、もう少パソコンに詳しい人の知り合いだと聞いています。

(サイ)陰謀の匂いがしませんね。メンバーは偶然に選ばれてしまったみたい。人選した人も自分たちが何やってるかってわかってなかったんだろうね。16日に初めて会ったたわけだから、誰が何やってるかもお互い知らないわけでしょ。世間話ていどはしたんですか?

(告X)ないない、発足式の前にスライド見せられてこういうホームページがあったら報告してくださいといわれただけです。

(サイ)警察はこういうのを作ったという規制事実があればいいだけで、それが動こうが動くまいが関係ないって考えているのかな?

(告X)これは河上さんにメールしたんですが、今迄インターネット絡みの事件が7件あって、それがほとんど民間からメールで通報されて検挙までいったそうです。で、同じように33人が通報すれば事件が出てきて点数も上がるだろう。市民からの通報は成り立つかどうかのテストをしているという見方もできます。

(サイ)警察の上の方は考えているようで何も考えてない?

(河上)マスコミに誘導されているっていうのもあるよ。時事通信のHPでインターネット規制のアンケートがあって去年の中ごろまでは規制反対が圧倒的だった。ところが、最近は規制すべきだって言う意見が過半数に届いてしまった。考えてない人には規制推進の土壌ができてるんじゃないかな。

(サイ)発足式ではかなりのマスコミが取材にきていたわけですが、メンバーのプロフィールなどが公表されているのですか?

(告X)当日、警察の担当者は取材に来たマスコミに「善意の第三者であるから顔は映さないでくれ」と念を押していましたね。

(サイ)じゃ、警察もCWNが顰蹙を買って嫌がらせがあるとは、考えていたわけですか?

(告X)いや、そのへんは違うと思うんです。警察もここ数カ月で随分勉強しているはずですが、少なくと半年から1年前までは何も考えていなかった。「世間でネット犯罪が騒がれ始めたからなんとかしなきゃいけない。で、詳しい人に任せてみよう」と。警察は一般のネットワーカーからこんなに反発を買うとは思っていなかったはずです。

私自身もCWNが河上さんや【サイバッチ!】に叩かれたときはショックでした。警察が我々の身元を隠したのは、アダルトサイトや犯罪系のサイトからの復讐を心配していたんだと思います。だから、「危ないページには近づくな」と言ってました。「JAVAスクリプトとかでやられちゃうから、危ない雰囲気があったら自分で調べる必要はない。報告するだけでいいから」と。

(河上)なるほど。ネットでこれだけ大掛かりな反CWN運動がおこるとは思いもよらなかった、と。

(告X)そうです。警察側はネット犯罪に対して待ったをかけたいだけだったと思いますよ。世間で騒いでいるから何とかしなけりゃいけない。だけど、犯罪者にだって"表現の自由"はあるわけですよ。そう簡単に規制なんてできるはずがない。「やめろ」ともいえない。で、プロバイダ経由で圧力をかけよう、と。プロバイダにはテレコムサービス協会(テレサ協)(注3)のガイドラインがある。このガイドラインにそってなら、ホームページの開設者に文句がいえるわけです。それだけの話だと思います。(以下、次号へ続く)

(注3)テレコムサービス協会
プロバイダーの業界団体。現在、400社が参加。映画界の映倫のように、ネット上での検閲団体になる可能性を危惧されている。


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サイバー・パパラッチ的編集後記
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予告をしてから記事になるまでずいぶん時間がずいぶん時間がかってしまいました。取材源の秘匿、表現やニュアンスの調整、事実確認、そして、ホームページを利用した関連資料公開の準備。Xさんとの交渉はもちろん、ありとあらゆるものに時間と手間がかかってしまいました。今回は【サイバッチ!】創刊以来の苦心作でした。

●この記事のために特別編成の取材チームも組みました。CWNメンバー33人の周辺取材もおこなっています。そこから浮かび上がったのはなに? 詳細については、次回以降お届けします。


編集・発行人:毒島雷太
編集・HP:Kamezo<mailto:kamezo@tomato.ne.jp>
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