■CWNとのやりとり日記。

■CWNと私のやりとりをまとめるページです。
■ただし、CWNから何の回答も寄せられない場合は企画倒れ(笑)。
 必然的に私のひとりごとページとなります。トホ。
 お願いだから回答してね>CWNのみなみなさま。
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99/05/24(月)
■さて、CWN発足(そして最初のメール送信)からあっと言う間に3カ月が経過したが、呆れるほど何の音沙汰もない。そんなに忙しいのか(笑) G.A.東京支部のHPにもCWNの情報は掲載されず(ただし公開する予定はあるようだ。G.A.ページ左のフレームのソースを見てみよう)、わたしゃ何だかやるせない気持ちになってきたよ。とほほほ。本当にここは独り言のページになってしまうのか??

■それからさぁ、警視庁のページもこまめにチェックしてるけど、CWNについてはまったく沈黙しているんだよね〜。一方で「ハイテク犯罪相談窓口」とかは目立つように載せてるくせに。やっぱり“やましい”所があるのかねぇ(苦笑)。
ここではっきり書いておこう。キミらのその沈黙が怖いんだよ。気色悪い!

■てなわけで、「質問状」第2弾送付。イェイ。

■ギャラリーが少ないとつまんないので(←僕が)、以下の方々にcc:メールを、また数人の方にBcc:メールを同報してみました。これでCWNも「知らない」「見てない」とは言えまい。
 #この手法については賛否両論あると思います。ご批判は甘んじて受けますのでご勘弁を…
Subject: 「サイバーウォッチネットワーク」に関する質問状<長文です>
Date: Mon, 24 May 1999 01:29:13 +0900

To:「サイバーウォッチネットワーク」情報集約センター御中、
  日本ガーディアンエンジェルス御中、警視庁生活安全総務課御中
cc:テレコムサービス協会御中、「アンチ・サイバーウオッチネットワーク!」ページ主宰・河上イチロー様、「サイバッチ!」編集人・kamezo様、毎日新聞社・DIGITALトゥデイ編集部御中、白夜書房・ハッカージャパン編集部御中、日経ホーム出版社・日経ゼロワン編集部御中、
「ゲームラボ」編集部御中
Bcc:(ここでは伏せます)


☆注;このメールは「サイバーウォッチネットワーク・情報集約センター」、
またそれを運営する日本ガーディアンエンジェルスおよび、警視庁生活安全総
務課宛の質問状として発信されていますが、公開性を高めるため、cc・Bccメー
ルとして複数の個人/企業/組織に同報で発信されています。
 送信先選定には十分配慮したつもりですが、当メールを受け取られる、特に
cc:として受け取られる各位に、一方的なメール送信で御迷惑をおかけすること
をお詫びいたします。また、質問の正確さを期するために非常に長文のメール
になりましたことも、重ねてお詫び申し上げます。
 なお、警視庁は現在メールアドレスを公開しておらず、ホームページの送信
フォームからのみメールを受け付けていますので、(同報にはなりませんが)
フォームより同内容の質問状を送信いたします。
 また、この質問状は、全文を<http://www.tky.3web.ne.jp/~ootuka/>にて公
開いたします。回答をいただければ、そちらに全文掲載いたします。

☆注2;この質問状を書くにあたって、以下の記事/報道を参考にさせていた
だきました。文中に出てくる各誌/紙/局名は下記のそれぞれを指すとお考え
ください。
・「毎日新聞JamJam」インターネット事件を追う/99年1月19日号 
<http://www.mainichi.co.jp/digital/netfile/jamjam/9901/19-2.html>
・NHK総合テレビ「おはよう日本」99年2月16日
・「読売新聞」99年2月24日/サイバー・トーク
<http://www.yomiuri.co.jp/bitbybit/bbb07/922405.htm>
・三才ブックス「ゲームラボ」99年4月号/
 サイバー・ウォッチ・ネットワークを聞く
・白夜書房「白夜ムック41/ハッカージャパン」Vol.3/
 インターネット事件簿 '99
・日経ホーム出版社「日経ゼロワン」99年5月号/
 武田徹-デジタルラプソディ<第10回>

☆注3;以下、サイバーウォッチネットワークは「CWN」と略しています。
また「貴団体」とはすべてサイバーウォッチネットワークを指します。


====<質問ここから>===================================
■■ 前回お送りしたメールについて

 まず、私が今年2月17日に<angels@gol.com>宛送信したメール(以下「前回メ
ール」と表記)について、何のお返事も反応も無いことに強い憂慮を覚えてお
ります。(その際私が送信したメール全文は下記に公開してありますので、再度
ご確認ください)
<http://www.tky.3web.ne.jp/~ootuka/anti_CWN/dear_CWN.html>

 私は前回メールに於いて、貴団体が十分な情報開示をしないまま活動を先行
させたことを指摘し、
  >故に(インターネットを頻繁に利用する者として)
  >恐怖感が先行するのです。
と書きました。その恐怖感は危機感、そして憤りへと変化しつつあります。
 本当は前回メールで質問した項目にもお答え戴きたいのですが、お忙しいこ
とでしょうし、今回はそれらを一括して質問させていただきます。

☆質問1〜発足/活動開始から既に3カ月が経過したにも関わらず、貴団体の
責任所在や活動方針、また具体的な判断基準が広く一般に周知され得る、公式
な形で示されていません。この状態は団体として、特に日本国内の全ネットワ
ーカーへの責務を負う活動を行う団体として、その責任能力を喪失していると
考えられますが、いかがでしょうか。見解をお聞かせください。
(※ここでの「責任所在」「活動方針」等は、前回メールで質問した内容を指
します)


==
■■ 貴団体の「閉鎖性」について
 (以下、日本ガーディアンエンジェルス代表・小田啓二氏を貴団体のスポー
クスマンと考えた上で、論を進めます)小田氏は「読売」記事に於いて、「活
動内容などの情報公開は行うのか」という質問に対し、
  >アドレスは無理としても、どのようなサイトをどんな理由で
  >何件通報したかなどは、随時公開する方針で警察当局と
  >話し合っていきたい。
と答えています。
 貴団体の理念に照らせば、どのようなサイトが貴団体の判断する「違法」「
有害」にあたるのか、私(たち)利用者側に公開・啓蒙するのも、重要な責務
であると思われます。

☆質問2〜上記の「公開」は、いつ、どのような形で行われる(または「行わ
れない」)のでしょうか。具体的にお答えください。

☆質問3〜(前回メールで質問した「責任所在」の件とも関係しますが)CWNが
、自立した「監視ボランティア」(「毎日」)であるならば、なぜ団体理念か
らして至極妥当だと思われる“判断基準の公開”を「警察当局と話し合って」
決定しなくてはならないのでしょうか。民間ボランティア団体として、見解を
お聞かせください。


==
■■ 表現規制の在り方を巡る「議論」について
 小田氏は「読売」のインタビューのなかで、
  >活動にともなう様々な議論が、ネット上の表現の自由を巡る
  >国民意識の高まりにまでつながればと思う。
また「NHK」のインタビューに対しても、
  >どんどんわれわれに問題提起をしていただいて、われわれも直撃に
  >受け止めていきたいなと。そして改善すべき道があるんであれば、
  >どんどんみんなでいろいろな方々と議論していきたい
と答えています。(私自身もそうした「議論」はネット社会・利用者にとって
有益であると考えています)
 しかし、それならば何故「行動(=CWN発足)」が先行し、「議論」がいまだ
に開始されていないのでしょうか。

☆質問4〜CWNは団体として、どのような議論の場、議論の「回路」を一般ネッ
トワーカーに提供する(または「しない」)予定なのでしょうか。また、それ
はいつなのでしょうか。具体的にご回答ください。

 また、小田氏は「日経ゼロワン」でのインタビューで、
  >「それ [注:情報発信者との議論] は全然眼中にない」。理由は
  >「プロバイダーがネットの世界を自主浄化するよう促すのが我々の
  > 今の目的。議論するというステージにはないー」
と答えています。

☆質問5〜これは貴団体が、プロバイダに対しても、ネット利用者に対しても
一律「議論・対話を一切しない」方針であると受け取ってよろしいのでしょう
か。また前述の「読売」「NHK」でのコメントとは明らかに矛盾する内容だと思
われますが、それについての貴団体の見解をお聞かせください。


==
■■ 「テレサ協・ガイドライン」について
 小田氏は、「読売」のなかで、
  >全国のプロバイダー四百社からなるテレコムサービス協
  >会が昨年二月に制定した「公共の安全または善良な風俗を
  >害する情報」というガイドラインに基づいて行う。
と答えています。しかしそのガイドラインの前書きには
  >>このガイドラインは<…中略…>指針としての性格上、
  >>当協会の会員に対して義務を課したり、
  >>強制力を持つものではありませんが、このガイドラインを
  >>尊重することを望みます。
(<http://www.telesa.or.jp/guide.html>)
と、あくまで会員企業に対する「
指針」「努力目標」であることが明記されています。
また、今年4月にテレサ協が発表した「インターネット自己防衛マニュアル」
(<http://www.telesa.or.jp/html/990426.htm>)
では、利用者側の[自己責任
の原則]を強く打ち出しており、例えば<基本原則>の文中にも
  >>3.トラブルの当事者間解決
  >>万一トラブルに巻き込まれた場合は、プロバイダーが問題解決に
  >>協力できる場合もありますが、基本的には当事者間の問題となり、
  >>利用者本人の責任で解決することとなります。
と、プロバイダの責任が有限であることが明記されています。

それゆえに、
  >自分たちで設けた基準に従って下さいということだ。(「読売」)
  >ガイドラインに沿った対応をプロバイダに求めているだけ
   (「ゲームラボ」)
という小田氏の発言には全プロバイダに対し「有害情報を“一律に”規制させ
る」意志が読みとれ、テレサ協の目的とする所とは大きく食い違いますし、
  >…プロバイダーに警告する。それでもなお有害情報の発信が
  >止まらないと日本ガーディアン・エンジェルスが判断した場合は、
  >警視庁に通報する(「毎日」)
というCWNのシステムは警察権力を背景に、各プロバイダの独自の判断、自律性
を無視した、極めて強権的なものだと言わざるを得ません。

☆質問6〜テレサ協のガイドラインには各プロバイダへの強制力がありません
が、それを貴団体が「求める」とはどういうことでしょうか。また、そこにお
いて、各プロバイダとの議論・対話は一切行わないつもりでしょうか(質問5
参照)。

☆質問7〜(違法情報ではなく)「有害情報」を警察に通報する、というのは
どういう観点から正当化されるのでしょうか。また、それは法的に問題の無い
表現に対して大きな「圧力」になると考えますが、いかがでしょうか。見解を
お聞かせください。

※ちなみに、
  #刑法第2編・第35章・第234条<威力業務妨害>
  #威力を用いて人の業務を妨害した者も、前条の例
  #による[3年以下の懲役又は50万円以下の罰金]。


==
■■ このシステムの危険性について
最後に以下の質問をさせていただきます。よろしくお願いします。

☆質問8〜「有害情報」の明確な判断基準がなく、また警告対象となったサイ
トがどの様なものであるのか公開せず、最終判断・責任をプロバイダに押しつ
けることは、(その主体が、また他のネットワーカーが)同じ過ちを繰り返す
ことにつながると思いますが、いかがでしょうか。見解をお聞かせください。

☆質問9〜どのようなサイトが削除対象になったかが公開されないこと、また
利用者側から反論する先(=CWNの責任主体)が不明確なため、事実上「闇から
闇へと」葬ることができるシステムになっています。例えば特定の政党/宗教
団体/個人などを“狙い撃つ”ことも可能です。この危険性について、どの様
に克服されるつもりなのか、具体的にお答えください。



====<質問ここまで>===================================

なお、この質問への回答期限は99年6月24日(本日より一ヶ月後)までとさせて
いただきます。<ootuka@tky.3web.ne.jp>宛のメールの形でお願いします。回答
が遅れる様でしたら、あらかじめその旨ご一報ください
(<http://www.enc.or.jp/enc/code/rule/frmain.htm>
「4.12 返事が遅くても怒らない☆」参照。
」それはネチケットです・笑)。

また、河上イチロー氏主宰の「サイバー・ウオッチ・ネットワークの当事者と
賛成者と反対者が意見を交わす掲示板」
<http://www2.baynet.or.jp/%7Eaasasaa/bbs/ace.cgi>
でも日々活発な議論が交わされていますので、そちらへの書き
込み、という形でも結構です。(長文の場合は数回に分割して書き込んでくだ
さい)

くれぐれも前回の様に「無視」という行為だけはおやめください。
多くのネットワーカーが「対話」を求めています。

  >我々のメールアドレスにきたものに関してはきちんと返事を
  >出していましたよ。これには100%返事を出していました
 (「ゲームラボ」小田氏の発言)
#100%とは「すべて」という意味ですよね。

それでは失礼いたします。
長文におつきあいいただき、ありがとうございました。

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「一寸の虫にも五分の魂」「強制より共生がスキ」
オオツカアキヒコ(OOTUKA Akihiko)
ootuka@tky.3web.ne.jp
☆このメールの転載・転送・回覧等は一切自由です。
☆各自の判断と責任で行ってください。ねっ。