■CWNとのやりとり日記。

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99/08/06(金)
■飯盛氏から届いた前回メールに対する、私の意見と再質問。忙殺されていて、まる一ヶ月もかかってしまった…(反省)
Subject: CWNに関する意見&再質問
Date: Fri, 6 Aug 1999 00:39:43 +0900

To: 「サイバーウォッチネットワーク」情報集約センター御中<center@angels-japan.com>,警視庁生活安全総務課御中<ホームページ上のフォームより送信>
Cc: 日本ガーディアンエンジェルズ御中<japan@angels-japan.com>,「アンチ・サイバーウオッチネットワーク!」ページ主宰・河上イチロー様<aasasaa@baynet.or.jp>
Bcc:
(ここでは伏せます)


<<はじめに;このメールはCWN情報集約センター、日本ガーディアンエンジェルズ、警視庁生活安全総務課(ホームページ上のフォームより送信)、河上イチロー様、飯盛豊様ほか、複数の組織/個人へ同報しております>>

オオツカ@反CWN運動者です。お返事が大変遅くなり、申しわけありません。
  #何だか私の方も突然に忙しくなってきたのですが、
  #議論はしっかりと続けたいと思います。よろしくお付き合い下さい。

まず、私のサイト(http://www.tky.3web.ne.jp/~ootuka/)と、河上イチローさんのCWN掲示板(http://www2.baynet.or.jp/%7Eaasasaa/bbs/ace.cgi)にメール全文を転載させていただきました。今後も必ずこのような形で公開させていただきますので、ご理解下さい。

=====<ここから>
> :私は個人的にご質問に関して無視したくない
>(私も1人のネチズンとして)ことでお答えさせ
>ていただきました点お含みください。

了解しました。お返事いただきましたこと、感謝いたしております。私も誠意を持った対応に努めることをお約束いたします。

>ただし今後、建設的でないご質問と判断させて
>いただいたものに関してはご回答を拒否する場合
>もある点お含みください。

結構ですが、回答拒否の場合も必ず「回答できない」旨をご一報いただけませんか?できればその理由も。私の側では“非・建設的な”議論をしようとは思っておりませんので、具体的にどの辺が無意味なのか、考えたいと思いますので。

ところで先日お送りした二通目の「質問状」については、サイバーウォッチネットワークとして“回答拒否する”態度であると受け取ってよろしいですか?

>ボランテイア団体であるにもかかわらずネット上での
>強制的な監視・捕り締まる等の行為を許された検問官
>でありません

それについては(私個人は)十分理解しているつもりです。その前提に立った上でもなお、CWNという、“管理”システムには問題が多々あり、危険であると考えています。その理由については私のサイト内「5分でわかる!CWN問題」でも十分に指摘してあります。ご参照下さい。

以下いただいたお返事への、私の考えと再質問です。(無駄な引用部分は……略……としてカットしています。また、CWN=サイバーウォッチネットワーク、GA=日本ガーディアンエンジェルスを指します)


>> ■■ 団体について
>> 1>貴団体の米国本部では「Cyber Angels」……略……
>
>日本でも日本支部的な設立構想もありましたが、ボー
>ダーレスワールドで活動しているCybarAngelsの活動は
……略……
>日本支部という形式で設立する構想は現時点において
>はあり得ませんせん。
……略……

Cyber Angelsについては、現在活動中の米国の団体が全世界的な活動を行う、と了解いたしました。そこにおける各地域間の「文化格差の克服」についてどういうビジョンをお持ちなのか、Cyber Angelsによる日本語での見解表明を待つことといたします。(まさか米国文化が世界ルール、なんてことをお考えではないでしょうから…)

>> 3>CWNの代表者とは誰か。G.A.日本代表の小田啓
>>  二氏と考えて良いのか。
>
>@ CWNの代表は小田啓示ではありません。

私の質問が悪かったようです。質問の意図は「CWNの統括責任主体は誰か(何か)」という意味です。警視庁生活安全総務課(およびその課長である平石治兌氏)が責任主体である、ということでしょうか。(Yes/Noではなく、“誰”“何”であるか明確にお答えいただけませんか?)

>> 4>33人の「ウォッチャー」は、貴団体の正式
>>  メンバーなのか否か。……略……
>
>@ すでに河上イチロー氏のサイトで公開されました
>が、お答えする必要がございますか?
>当団体内HPで公開は考えておりません。

河上イチローさんのサイトで公開された文書が、CWNの“正式な”文書である旨、了解いたしました。当該文書を基に、今後の議論を進めていきたいと考えます。
また、当該文書にはCWNの活動方針・判断基準などの概要が(曖昧ながらも)明記されています。GA(もしくは警視庁サイトやCWN独自のサイト)側での、一般への公開を是非ともお願いします。

>> 5>「コーデイネイター」とは、……略……
>@……略……
> 3 現運用マニュアル上ではISP(プロバイダー)に
>対して3回改善のお願いをする事になっておりその後、
>改善がみれない場合は警視庁への連絡

CWNはネット上の「違法・有害情報」を対象にしています。この二つについてはキッチリ分けて考えられるべき、と考えます。貴団体がおっしゃるところの「有害情報」でも、プロバイダへ「お願い」、さらに警視庁へ「連絡」されるのでしょうか。
(おそらく多くのネットワーカーの方が危惧されているのがこの、貴団体がおっしゃるところの、判断基準のはっきりしない「有害」情報への検閲行為だと思いますので、この点を明確にご回答いただきたく思います。)

(以下6と7へのご回答については了解しました。省略いたします)


>> ■■ 判断基準について
>> 1>どういう情報に警告を発するのか。
>>  「違法」情報か?……略……
>
>@ 児童ポルノです。

もう少し詳細にお聞かせいただけますでしょうか。
1>貴団体の言われるところの「児童ポルノ」とは、写真やビデオ画像のみを指すのか、絵や文章という表現形態をも含むのか。
2>レイプなどの直接的「行為」ではなく、「表現」を規制する目的は何か。またそこからどの様な効果を得られると考えるのか。
3>「成人ポルノ」についてはどの様に捉えているのか。
4>(重要)今後その規制対象は変化/拡大しないのか。

>> 2>そのガイドラインは公開されるのか否か。
>
>@ ガイドラインの公開は考えておりません。

もし上記の方針が今後に於いても変わらないのであれば、
>>  >警告の対象となった個人/団体は、当然ながらその理由を問う
>>  >権利があると考えるが、非公開の場合、それをどう保障するのか。
この疑問についての具体的なビジョンをお答え下さい。後述「異議申し立てについて」の項でも、その解決策が明らかにされていませんので。

(以下3と4へのご回答については了解いたしました。省略いたします)


>> ■■ 運営について
>> 1>運営マニュアルの一部(または全て)の公開はあるのか。
……略……
>@ 考えておりません

河上イチローさんの公開された「内部文書」を参照することといたします。

>> 2>警視庁との連携による監視活動はある(ありうる)のか。
>> >例えば警視庁の要請で、CWNが特定の団体や個人(のページ等)を
>>  >監視し続けることが運営マニュアル上可能なのか。
>
>@ ありません

残念ながら「ありません(そう信じて下さい)」というご回答だけでは、私は何の判断もできません。私は「運営マニュアル上可能なのか」と問うていますので、それについてお答え下さい。
ちなみに「特定団体や個人を“狙い撃ち”できる危険性」というのが、私の批判根拠のひとつとなっていますので、明確にご回答をお願いします。

(3へのご回答については「ネット上の“あらゆる”情報(データ)を監視対象とする」と了解いたしました。私の誤解であればご訂正下さい)

>> 4>警告/ページの削除など、実被害を受けた場合、
……略……
>@ 意義申したてに関して
>現在意義申したてをした場合それに関して解決する機関は存在しておりません。

この件は「Mac Fan Internet」誌・99年8月号(毎日コミュニケーションズ)の記事でも触れられていましたね。異議申し立てがあったとしても、それに対応できる窓口がなく、人員がいないからプロバイダに判断や対応を任せている(←これは飯盛様ご自身の言葉ですね?)。
その態度について、私(たち)は「無責任である」とご批判申し上げている訳です。貴団体側で「最終判断はプロバイダが行った」、一方プロバイダ側では「監視団体から警告を受けたので削除しただけ」と言い訳すれば、一般ユーザーは泣き寝入りするほかありません。
表現する側に責任を求めておきながら、検閲=規制する側が自らの責任を回避する… おかしな話ではありませんか?
また、貴団体が警視庁の指示下にあることを鑑みると、表現主体(表現者)の代わりにプロバイダが責任をとらされる可能性がある… あくまでも私企業であるプロバイダがそのように判断し、過剰に反応する──つまり思考停止して、違法性がなくても「とにかく削除すれば丸く収まる」と考える──事態も考えられます。(この話の延長線上には「警察のプロバイダへの天下り」という論が成り立ちます。長くなりますので書きませんが「警察がインターネットを制圧する日」(メディアワークス発行)という本をご覧下さい)

果たしてそれが、飯盛様のおっしゃる「インターネットの発展」なのでしょうか?

>>5>小田代表はNHKの番組で、「反対する人とも議論する用意はある」旨を
>> >語られたそうだが、具体的に公開の形で何らかの方策を考えているのか。
>
>@ 当団体のサイト上でなんらかの形で
> サイバー関連の情報を公開していく事を検討していきます。

情報公開は当然必要ですが、それと議論は別のものです。私は“答え”を求めているのではなく“議論する過程(プロセス)”を求めているのです(あるいはそのプロセスこそが「答え」なのかもしれない、とも考えています)。
多くのネット利用者に対する、対話的な、真摯な対応をお願いします。

> (現在の活動に関して)
……略……
> ネット上で犯罪が起こりその度にメデイアに報道され
> 犯罪=危険=規制する法律を作るという方程式が生まれそれこの
> ネットの発展を妨げる事を危惧しております。

私は、議論の過程を経ない一方的な「基準の押しつけ」、それこそがネットの発展(=例えば利用者のモラル向上など)を妨げる、と考えています。必要なのはそれぞれの場所における“自治”であり、個々人が表現などの行為に対して責任を認識すること、それだけではないでしょうか。
(上記の考えより、GAが「ネット教育」や「プロバイダへの啓蒙」活動を行ってらっしゃることは評価いたします。同じ活動を「CWNが行う」となると話は別ですが)


=====<ここまで>
以上、長くなりましたが私なりの考えと再質問でした。
お返事をお待ちしております。

===
オオツカアキヒコ(OOTUKA Akihiko)
ootuka@tky.3web.ne.jp
http://www.tky.3web.ne.jp/~ootuka/
☆このメールの転載・転送・回覧等は一切自由です。
☆各自の判断と責任で行ってください。ねっ。